申し込み前に取引は始まっている。

ボクが不動産業界に入った時は、物件の案内の流れは

①事務所に来店してもらう

②アンケートを書いてもらう

③物件を案内する

⓸事務所に帰ってきてクロージング、現地解散は絶対にするな

と、こんな感じで教えられてきました。

理由はきっと強いクロージング(押し売り的な)を行うためで、ひどい業者は『来たお客は契約するまで帰すな。反響1本にウン万かかってるんやぞ』なんてことを言う業者もいたとか・・

最近はインターネット広告も進歩してきて、不動産情報を教えてもらうことは、業者の事務所にいかずとも、スマホやパソコンで出来るようになってきています。

それに、ボクは自分が家を紹介してもらう立場なら、押し売り的なことをされるような不動産屋に行くのは絶対にイヤです。

ボクは自社のインターネット反響は現地集合、現地解散にしています。条件を詳細に書いた、マイソクを事前にメールで送ります。アンケートは書いてもらいません。

お客さんはもちろん、私の時間も無駄になるので、基本的なコトでお断りになるなら早めに断ってほしいから、マイソクには条件は細かく書くことにしています。

事務所はワンルームマンションですし、一見さんの来店はありません。

インターネットの進歩により、いい情報も、悪い情報も伝達スピードが早くなり、借主にも貸主にも管理会社にとってもいい時代になったと思います。

まだ、不動産の専門家として契約書の作成業務はあるとしても、昔は不動産業者を媒介として物件情報が伝達していたのですが、そんな時代は終了しつつあります。

つまり、過去にも書いていますが『不動産業者は半分は不要』ってことです。

少し前に、私が住んでいる地区の比較的大きなレンタルビデオ屋(大手チェーンで本屋も併設している)が閉店しました。 1年ほど前には隣の駅の...

取引以前のお話

前置きが長くなりました。本題に入ります。

ある日私が、インターネット反響から案内の約束をして物件で待っていると、お客さんが予定時間になっても現れません。

10分くらい待って、ボクから電話します。

お客さん『すんません。道が混んでいて、もうすぐ着きますぅ~。』

ったく。。。これね、お客さんの為にも言ってあげたいのですが

『待ち合わせ時間に平気で遅れてくるヤツに、安心して部屋貸すことでけへんで!』

おっと感情的になりました。すいません。

賃貸借契約って継続的契約で関係性が長く続きますから、契約をする上で、貸主がもっとも重視しているのは、家賃の高い・安いではなく『この人とずっときちんとした関係性でいられるか?』です。

つまりは、契約という約束を守ってくれるか?ということで、しょっぱなの待ち合わせの時間に遅れるということは『この人家賃の支払いの約束も守ってくれないのでは?』と勘繰られてしまいます。

【三つ子の魂百まで】とはよく言ったもので、人間の本質は中々変わらないというのが、ボクが多くの滞納者を相手にしてきて得た結論です。(もちろん変わる人がゼロとは言いませんよ。)

待ち合わせに遅れるのに、電話一本もかけれない人ってなかなかいませんよね。

仲介会社を通してだと、このルーズさは判りにくいですが、借主の立場になっても元付から直接のほうが詳細な情報が入るメリットがありますし、先ほど書いたように、2社仲介・つまりは先付の仲介会社の必要性は時代と共に減ってきています。

内覧に『部屋を借りてやる』という完全なるお客さん気分で望むのはNGです。

金貸しは属性が良くない人に金利を高くするように、不動産屋もルーズな人に条件交渉されてもお断りします。不動産に関わらず、ルーズなお客さんはどの業界でも損します。

ボクも物件を買う時は時間に遅れるなど論外で、初見できちんとした人間であることの演出をしてから、低姿勢で『大変あつかましいのですが、この物件、若干でもお値引きって難しいですかぁ~?』って聞きますよ。

売買でもおいしい物件は、お得意様になってくれそうな人(なってほしい人)に売りたいですからね。

取引が始まる前から、損しないように、『当たり前に出来ることはやりましょう。』って話でした。

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