法人で医療保険(というかガン保険)の加入を検討しています。
これまでも最低限の医療保険には加入していたのですが、年齢が上がってきたことや、周りにガンになった人も数人いるので追加で加入しようと考えているわけです。
でも、医療保険って【高額療養費制度】があるので必要無いって言う人もいて、確かにそうだよなぁ~とも思います。まぁ、医療保険の必要性の有無は今回おいておいて、今は代理店に設計書を依頼しています。会社の車や事務所の保険、収益の保険をお願いしている人です。
頭の整理のために加入の概要を下記に書き出してみます。
◆主に必要なのはがん保険
理由 ガン以外で入院した人が周りにいないから。(女性特有の病気はいるけど・・)
・三大疾病時 一時金 100万円(おまけで三大疾病まで付保)
・入院日額 5,000円 (ガンのみ)
・先進医療特約 など
足りない部分は今まで入っている医療保険(10年定期)で対応し、満期になったら個人名義で府民共済に加入しようとおもっております。共済系は高齢になってからも掛け金が安いのでコスパが良いと評判です。
個人の生命保険料控除の枠も、ちょっとは使わないともったいないしね。
◆契約は法人契約
・契約者 法人
・被保険者 代表者
・保険金受取人 法人
ポイント①
このやり方だと、会社の損金にできて、税引き前の利益から掛け金を支払えるので、社会保険料や税金の分だけお得なような気がします。
ただし、実際に保険金が支払われる時には、見舞金として、いくらかを個人に渡せるだけで、あとは会社の益金になります。(見舞金の金額は諸説あるので、税務署にご確認ください。)
今、私は1人社長ですから、入院することになれば同業の仲間に仕事を外注することになり、その支払いに充てるイメージです。
ポイント②
保険金払い込み期間は60歳までとして、保障は終身とします。そして、法人で保険金を支払い終わったタイミング(60歳)で保険契約を個人に名義変更します。
※保険料払込免除特約を付けているので、ガンと診断されれば、法人契約から個人契約に名義変更という作戦もあります。
いずれも名義変更以降、受取人は代表者個人になるので、受け取り保険金は非課税となります。
生命保険・医療保険は自分の体を使ったギャンブルやで
60歳までの支払総額(予定)はおよそ200万円。代理店があれもこれも提案してくる中で、これでもだいぶ削りました。
掛け金200万円でどれだけリターンがあるかと考えると、コスパはいいとは思えません。(払込免除特約は考えず)
保険会社にテラ銭をたっぷり払っての確率論ですから、儲かるわけないのは、わかっていますが、いろいろな人が不安をあおってきて、結果これくらいは入ろうかと今は考えています。
不動産投資家のはしくれとしては、期待値が100%以上の無いものにお金を払うなんて、ダメだと、ほんとはわかっていますよ。
損害保険の場合は冷静に判断できるのですが、自分の健康の不安に勝つのは至難の業です。
保険加入後はガン検診にまめに行って、せめて早期発見できるようにしたいです。